「こうのとりのゆりかご in 関西」発足記念講演会の報告
3月19日に、「こうのとりのゆりかご in 関西」発足記念講演会を大阪市で開催いたしました。300席の会場が満席となりました。
最初に、松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市市長から、「応援する」との力強いメッセージを戴きました。
人見が「どんないのちも輝いている」というテーマで1時間、蓮田太二先生が「関西にもこうのとりのゆりかごを」というテーマで30分、姫路聖マリア病院の岡本ゆり副看護部長が「妊娠SOSから、出産・養子縁組まで」支援した事例報告を10分間、お話しました。各講演ごとに、フロアーとの討論を確り時間を取って行いました。座長は小林和先生と大阪明星学園の北川清晴先生にお願いしました。
討論により、理解や認識が深まり、実りある発足記念講演会となりました。
今後の目標は、実行委員会で検討しました結果、①妊娠SOS相談事業の充実(電話・メール・面談)、②こうのとりのゆりかご連携病院とこうのとりのゆりかご設置病院(匿名出産も受け持つ)の開設と支援、③養子縁組の促進事業、④講演会やセミナー、⑤青少年の生命尊重教育の推進の5点が確認されました。
この実行委員会は、医師や助産師などの医療人、教育者(幼児から大学まで)、弁護士、カトリックや仏教の宗教人など広い分野の方が加わって下さっています。
本日の講演会の開催に当たり、最初にカトリック医師会が後援を決めて下さったこと、松本信愛神父様・禹満先生・小林和先生から温かく力のあるメッセージを戴きましたことに御礼申し上げます。
今後とも、生命尊重センター、円ブリオ基金センターと協力して目的達成に進んで参ります。
引き続き、応援を宜しくお願い致します。
こうのとりのゆりかご in 関西 実行委員会代表 人見滋樹